二〇一一年四月三〇日

僕は地下鉄丸ノ内線新宿駅にゐた。其処から地上へ上がる道すがら、友人のK―元同僚で、今は群馬に住んでゐてGWは此方に來るかも、と云つてゐた―に出逢つた。Kが恐らく大学時代の友人と思しき数人と話してゐるところに僕が「☓☓!」とKの渾名を呼びKに抱きつくと、Kは僕の名を呼んで、とてもとてもびつくりしてゐた。